不登校の子どもの権利宣言 2009.8.23 一部
1.教育への権利
私たちには、教育への権利がある。学校へ行く・行かないを自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられる義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。
2.学ぶ権利
私たちは、学びたいことを自身に合った方法で学ぶ権利がある。学びとは、私たちの意思で知ることであり他者から強制されるものではない。私たちは、生きていく中で多くのことを学んでいる。
3.学び・育ちのあり方を選ぶ権利
私たちは、学校、フリースクール、ホームエデュケーション(家で過ごし・学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。
4.安心して休む権利
私たちは、安心して休む権利がある。おとなは、学校やそのほかの通うべきとされたところに、本人の気持ちに反して行かせるのではなく、家などの安心できる環境で、ゆっくり過ごすことを保障してほしい。
「不登校の子どもの権利宣言」を広めるネットワーク